いざという時に何もしてくれない結婚相談所

結婚相談所は婚活の駆け込み寺？

結婚相談所は婚活の駆け込み寺とか最終手段などと言われることもありますが、たまにふと、結婚相談所って何もしてあげられないなと思うことがあります。

会員さんと電話でミーティングをしました。

もう好きになっていて少しでも距離を縮めたいという気持ちと、焦らずに今の関係を大事にしていきたいという気持ちの間で揺れてました。

あーでもないこーでもないと意見を出し合いA案にまとまりそうになったらB案に行って、B案からC案、そしてA案に戻って…。

かれこれ2時間半考えた挙句、「これじゃ策士策に溺れる、だよね」ってことになりました。

そしていくつか引き出しは増えせたからその時のデートや相手の様子を見て判断するということにしました。

そう納得するまで考えて決めたとしても、私の中ではまだ不安な気持ちが拭えない時もあります。

なぜなら現場では私たち結婚相談所は何もしてあげることができないからです。

お見合いもデートもプロポーズも代わりにしてあげることはできません。

会員さん自身が頑張るしかありません。

「ドラえも～ん！」って呼んでも、いざという時には何もしてあげられないんですよね、結婚相談所は。

そんな気持ちになった時、ある成婚者さんの言葉を思い出します。

すごく順調にお見合い、交際、プロポーズととんとん拍子に進みご成婚しました。

本当に何もできることがなかったので卒業時にそんな話をすると、

「いつも話聞いて相談に乗ってくれてたじゃないですか。」って。

一人じゃないと思えて、心強かったって言ってくれました。

いろいろとアドバイスして上手く行くように準備したとしてもそう思うようになるかはわかりません。

こうしたら？って一緒に考えるけど、実際は自分がやらなくちゃならないんです。

でもそんな会員さんが「一人じゃなかった」って思ってくれてるのがとても嬉しかったんです。

今日作戦会議した会員さんもそう思ってくれてるといいな。

次のデートはその場にはいないけど、いるつもりで一緒に頑張ってるからね。

いざという時、リセットボタンもセーブデータもありません。

自分の力で乗り越えなくちゃいけません。

いざという時、結婚相談所は何もしてくれません。

何もできないんです。

だから普段できる時から相談しておいて、引き出しを増やしておいて欲しいです。

話を聞いて一緒に考えて、相談に乗って背中を押すことが私たちができることです。

今できることを頑張りましょう！

ではでは～(^▽^)/