あなたは相手に尽くすタイプですか?
ご相談にいらっしゃる方の中で、「私は結構相手に尽くしてしまうタイプなんです。」という方がよくいらっしゃいます。本当にそうなんだろうとは思うのですが、もしかしたらそれは自分の思い違いかもしれないそうです(^^;
今パートナーがいる人はその人とのことを、今いない人は友人や家族などでも良いので誰か一人のことを思い浮かべて、「自分がその人にしてあげたこと」と「自分がその人からしてもらったこと」を振り返ってみてください。
「自分がしてあげたこと」の方が多いと感じませんか?では、あなたは相手に尽くすタイプなのでしょうか?
目次
してあげたことと、してもらったことの記憶の違い
アメリカの心理学者の調査によると、その比率はなんと35対1!人にしてあげたことの方を35倍も多く覚えているんだそうです。
実際にはもっと差は小さいのかもしれませんが、人にしてもらったことに対してはその借りを感じてしまい、知らず知らずのうちに重荷になり、忘れたいという意識につながります。一方、人にしてあげたことは自分にとって気分の良いことなのでしっかり覚えているんだそうです。そう考えると「尽くすタイプ」と思ってしまうのは、もしかしたら思い違いかもしれません。
ケンカの理由を男女それぞれ聞いてみると・・・
例えば、ケンカをしてしまったカップルにその理由を聞いてみると、
男性:いつも美味しいものを食べに連れて行ったり、おごったりしてたのに・・・
女性:忙しいって言うからいつも相手の都合に合わせてデートしてたのに・・・
なーんてことを言ったりします。
「~なのに」っていう言葉はしてあげたことが多いと感じる時に出る言葉ですよね。どちらも自分のしてあげたことの方が強く印象に残っていて、してもらったことは忘れてしまっているんでしょうね。
尽くすより、些細なことでも感謝しよう!
こういう傾向があるということがわかっていれば、相手にしてもらった些細なことでもその時々で感謝しよう!っていう気持ちになれますよね。してもらったことはきっと忘れちゃうんだから、してもらったその時に「ありがとう!」ってちゃんと相手に伝えられれば相手はしてあげて良かったと思えるし、さらには感謝の気持ちを伝えられる性格の良い人って思ってもらえるかもしれませんよ!
「私は相手に尽くすタイプです。」よりも「感謝の気持ちを伝えられます。」って人の方が素敵ですよね!すぐに始められることなので、今からやってみましょう~!もちろん私自身もがんばります~(^^;
ではでは~。