千葉市が事実婚を「パートナー」として認定
千葉市は事実婚を「パートナー」として認めて証明書を発行する制度を開始するそうです。
そもそもはLGBTの方たちのために制定したパートナーシップ制度でしたが、
事実婚の人たちも公的な証明やパートナーシップ制度が使えず、
同じように困っているということで、
その生きづらさや困難を解消するために制度の見直しをし、
事実婚の人たちも制度が利用できるようになる、とのことです。
実際のデータが見つけられなかったのですが、
事実婚のケースは年々増えていると言われています。
もしパートナーが先立ってしまったら、
自分以外の家族のことも考えるとなかなか再婚しづらかったり、
相続のことを考えると籍を入れにくい、なんてことも起こるかもしれません。
高齢化が進み寿命100歳の時代になったなんて言われたりもしますが、
そうなると長い期間パートナーなしでいることになってしまいます。
そういう人たちにとっては、事実婚は一つの選択肢だし、
そこでパートナーシップ制度がきちんと整備されていれば、
独りで生きる不安を減らすことができます。
それに、夫婦別姓がまだ日本では認められていませんが、
事実婚であれば別姓のままでも問題なく、
かつパートナーシップ制度があれば、不便さも少しは減るでしょう。
婚活をしている人たちの中でも、
何か事情があって、パートナーが欲しいけれど籍を入れられない、
という方もこれから増えていくのではないかと思います。
今回の千葉市の考え、大賛成です。
私たち婚活事業者は男女の入籍を前提とした結婚をサポートする立場ですが、
結婚以外のパートナーシップについても考える時代が近づいているのかもしれません。
生き方が多様化している時代ですが、やっぱり人は一人では生きづらいです。
その中でそれぞれがそれぞれに合ったパートナーを見つけられるような、
そんなお手伝いが必要とされていくのかな…
な~んて、ちょっと考えさせられるニュースでした。
ではでは~(^▽^)/