20代男女が考える結婚・出産しようと思える世帯年収額

20代男女が考える結婚・出産しようと思える世帯年収額

「20代の金銭感覚についての意識調査2023」の調査結果

20代の男女1000人を対象とした「20代の金銭感覚についての意識調査2023」の調査結果が発表されました。

参照サイト:よろず~ニュース

 

その中の

  • 「結婚しようと思える世帯年収額」
  • 「出産・子育て(1人)をしようと思える世帯年収額」

の2つについてのデータをご紹介します。

 

20代男女が結婚しようと思える世帯年収額

年収400万円では32.8%と、約3人に1人が結婚をイメージ。年収500万円では49.9%と半数以上に至らず、年収600万円でようやく61.0%と半数を超える結果に。20代の半数以上が結婚をイメージできるのは「年収600万円」であることが明らかになった。(同サイトより引用)

私は実はこの記事とはちょっと違う見解でして…。

年収500万円では確かに半数には至っていないのですが49.9%と限りなく半数に近いように思えるので、ざっくり見ると年収500万円が20代の男女が結婚しようと考えられるラインになるのではないでしょうか。

 

一方で、

今回の調査では17.7%が「年収がどんなに多くても、結婚したいと思えない」と回答し、前回から3.9ポイント上昇した。(同サイトより引用)

とこちらの方が厳しい結果になったような気がします。

 

20代男女が出産・子育て(1人)をしようと思える世帯年収額

前回調査では年収600万円(50.0%)で半数以上に達したのに対し、今回は年収700万円(57.2%)と、結婚同様にハードルが上昇。(同サイトより引用)

ということで前回は結婚するには世帯年収500万円、子供を1人育てるには世帯年収600万円とイメージしていたものが今回はそれぞれ100万ずつ上がり、

結婚するには世帯年収600万円、子供を1人育てるには世帯年収700万円と半数がイメージするようになったようです。

 

そしてこちらでもちょっと厳しい結果が出ていて、

「年収がどんなに多くても、出産・子育てをしたいと思えない」と回答した人は19.5%と、前回から5.0ポイントの上昇となった。(同サイトより引用)

およそ5人に1人は出産・子育てをしたくないと考えているようです。

20代だからとも言えますが、金銭感覚以外の原因によって少子化が進んでいる結果のような気がします。

 

理想の結婚生活のイメージから結婚相手に落とし込む

20代へのアンケートとは言え、現実的なラインを抑えているように感じました。

世帯年収600万円あれば結婚生活は送れるでしょう。

そして世帯年収700万円あれば子育てもしていけると思います。

 

もちろん収入が多いに越したことはありませんが自分がイメージする結婚生活にはどのくらいの世帯収入が必要で、それを実現するためには夫婦でどのような収入を得られれば良いのかというイメージを持てれば、結婚に対してももっと前向きになれるんじゃないでしょうか。

 

年収400万円の男性は年収200~300万円の女性と結婚すれば結婚生活を送れます。

共働きの間に十分に貯蓄をしたり、年収アップを目指して行けば将来子供を授かって仕事をセーブしたとしても生活は成り立ちます。

 

年収700万円以上の男性は、女性が仕事をしても専業主婦を希望しても結婚も子育ても成り立ちます。

 

高い年収を稼いでいる女性は自分よりも多い男性を望みますが、夫婦で世帯年収を超えるように考え方を少しシフトすればもっと婚活もしやすくなります。

 

結婚は生活なので収入と結婚を切り離すことができません。

年収が高いということはそれだけ仕事に充てる時間も多いかもしれません。

自分の望む結婚生活のイメージからワークライフバランスも踏まえてどんな結婚相手を探していくのか、ビジョンを持って婚活を進めて行って下さいね。

 

ではでは~(^▽^)/