きれいな言葉を使った方が良い理由の続き
昨日、きれいな言葉を使った方が絶対良い!というブログを書きましたが、
今日も同じテーマで書きたいと思います。
というのも、昨日、永六輔さんが亡くなりました。
生前にたくさんの名言を残されていたという特集がされていたのですが、
その中の一つで、勝手に「同じこと言ってる!」と感じたので、
調子に乗ってご紹介したいと思います(^^)
こども電話相談室の質問で・・・
昔、ラジオでやってましたね~。
今もやってるのかな?こども電話相談室。
そこへある質問が来た時の回答を抜粋します。
小6・女の子
「好きな人に告白する言葉を教えて」
永六輔先生
言葉は一番大切です。
でも、好きな人に「あ、この子好きだな」とか「いい人だな」と思われるには、「おなべをいっしょに食べて同じものをおいしいと思う」、「夕やけを見て、両方が美しいなと思う」というような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが一番効果があります。
例えば、「いただきます」とか元気な声で言っていると、それだけで「あの子いただきますって言ってるな。きっといい子なんだろうな」と思うじゃないですか。
「あなたがすき」ですとか、「キミを僕のものにしたい」とか、「世界のどこかで待ってる」とか、そういうのはあんまり効果がありません。 「きれいだな、おいしいな、うれしいな」ということが同時に感じあえる環境が一番大事。
だから、「好きです、嫌いです」という言葉ではなく、いい言葉を使っている子は好きになれる。「あの人ならこの言葉は好きだろうな」と思った言葉を何気なく使っているときの方がドキンとします。「あなたが好きです」というのは最悪な言葉です。
だから、いっしょの環境にいるときに同じ感動をする場面に出来るだけいっしょにいる。スポーツの応援でもいいです。
そうすると、使いあっている同じ言葉にドキンとすることがあって、それが愛なんです。 自分でいうのもおかしいけど、ひとりでご飯を食べてておいしいことないです。
ひとりで野菜を食べているときは本当にさみしい。やっぱり家族、好きな人といっしょのほうがいい。二人っきり、まずはふたりになること。
きれいな言葉を使いあうこと、きれいなことに感動すること、ふたりで声をそろえて感動してください。
参照:全国こども電話相談室
さすがですね。
とても良いこと、おっしゃってます。
小6の女の子には、まだ少し難しいかもしれませんが、
相手に告白して気持ちを伝えるだけなら、「好き」って言葉を伝えるだけで良いかもしれませんが、
相手にも自分への気持ちを持って欲しいのならば、
普段からきれいな言葉を使って、きれいなことに感動して、時間を共有する、
そうすれば相手が好きになってくれる、って訳ですね。
婚活のお見合いでも、デートでも、
同じ環境にいながら相手のことを知っていく過程で、
使っている言葉はもちろん、同じ現象を同じように感じているか、
それをお互い判断していきながら、共通点が多かったり、心に響くものがあった時、
好きって気持ちが生まれるんです。
普段からきれいな言葉を使って、素敵なご縁を見つけましょう!
ではでは~。