人口減少の裏で、本当は50年近く減っていない日本の出生率

中国の人口減少問題

中国の人口が61年振りに減少傾向にあることが話題になっています。

一人っ子政策の間に生まれ育った世代が結婚をしたくない、子供を育てるほど余裕がない、というのが原因のようです。

日本も少子化と言われるようになって長いですが、少子化が進んでいる原因は近いものがあるのかもしれません。

 

出生率(2020年)で見てみると、中国は1.28人。

日本の1.34人よりも低くなってしまったようです。

現在はふたりっ子政策を取っているようですが、人口減少の歯止めはできるのでしょうか…。

 

出生率には2種類ある

と言いつつ、他人事ではありませんよね。

日本だって出生率1.34人なのですから人口減少、少子化を食い止めるために手を尽くす必要があります。

 

ところでこの出生率、合計特殊出生率というもので、女性一人当たりが一生で産む子供の数として計算されています。

この中には未婚の母として出産をした母親の数も母数に入ります。

そして出生率にはもう一つの計算方法があって、それは合計結婚出生率というものです。

これは既婚女性が一生で産む子供の数で、実は1970年代以降ほとんど減らず今でもずっと2人前後を推移しています。

※参照サイト:少子化は「未婚者の増加」だけが原因じゃない(荒川和久)

 

ここから読み取ると、日本全体の出生率は下がっているものの、結婚をした女性は平均約2人の子供を産む状態が続いている、ということが言えます。

ということは、日本の少子化、人口減少を食い止めるには、結婚する、婚姻数を増やすことが一つの有力な対応策なんです!

 

未来は変えられる

日本はこのまま行くと2048年には人口1億人を切ると予測されています。

今から25年後の話です。

でも25年あれば、まだまだ変えられると思いませんか?

 

国は「結婚をしたい」と思う政策、社会を作り、「結婚したい人」を増やす行動を取る必要があります。

私たち婚活事業者は「結婚したい人」が結婚しやすくなるサービスを提供していく。

そしてその間に生まれる子供たちが増えていけば、きっとまだまだ未来は変えられると信じています。

 

そのために結婚をしたくなる情報を発信することが私たち結婚相談所には求められるでしょう。

でも、結婚の良さ、素晴らしさをアピールして行くことはもちろん大切ですが、

それと同時に結婚する前に気をつけるべきことや結婚したら直面する問題についても同じように発信することが大切なはずです。

私たちエバーパートナーズはそういう発信もできる立場でありたいと考えています。

 

もしかしたら結婚に夢を持って婚活をしようとする人たちにとっては見たくないコンテンツになってしまうかもしれませんが…

現実問題として結婚は生活でもあるので良いことばかりではありません。

すでに結婚をしている立場で伝えられることは正直に伝えたいと考えています。

 

少子化対策、未来の日本が少しでも良くなるように、今自分にできることをしていきます。

これからもよろしくお願いいたします。

 

ではでは~(^▽^)/