藤井六段の恩返し
将棋の藤井六段が師匠と対戦しました。
師匠に勝つことを「恩返し」と言うそうです。
良い表現ですね。
元々は力の差が相当あったはずの師匠にここまで実力をつけましたよと、
その成長を対局を通して結果を出すことで伝えることが
育ててくれたことへの「恩返し」ってことなんですね。
素晴らしい！
親子の関係って師匠と弟子の関係と似たようなところがありますよね。
子供に自分にできなかったことをしてもらいたかったり、
自分よりもビッグになってもらいたいと願っていたり。
特に男親はいつか自分を超えて欲しいって思っていることが多いように思います。
そして子供には幸せになってもらいたい、と強く願っています。
たまに親御さんのお話を聞く機会がありますが、
お子さんが独身でいることを本当に心配していて、
「このままでは死にきれない」なんてことをおっしゃる方もいるくらいです。
自立しているのはわかるけど…無くならない心配と不安
子供時代、親が一生懸命育ててくれて、立派な大人になりました。
今は自立して自分一人の力で生きていけているかもしれません。
これからは自分のことだけでなく、
親の面倒もちゃんと自分が見ていくから心配いらないよ。
そう思っているかもしれません。
でも、きっと親は自分の心配よりも子供の心配をしています。
「自分が居なくなった後、この子は一人でやっていけるだろうか…。」
心配しなくて良いよ、と言っても親は心配します。
大丈夫だから安心してね、と言っても不安なままです。
親たちは自分たちの経験上、一人で生きていくことが大変なことを知っているからです。
結婚して旦那さんや奥さんが居て、自分を支えてくれる家族がいるから大丈夫だよ、
その姿を見て、そこでやっと親は安心できるんですよね。
結婚をして幸せな姿を見せてあげることが恩返しです。
親に恩返ししましょう！
ではでは～(^^)/
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