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間違いだらけの妊活知識
婚活が終わると次に妊活が始まる、と良く言われますが、
それくらい結婚と子供は切っても切り離せない密接なテーマです。
今日は浅田レディースクリニック理事長の浅田義正先生による、
「間違いだらけの妊活知識」というセミナーを受講してきました。
浅田先生は著書もたくさんあったり、
NHKのクローズアップ現代で妊活に関する特集の時にもご協力されたりと
多くの実績のある有名な先生で大変貴重なお話をお聞きできたのですが…、
実際のところ、結構難しい!
ながらも…置いて行かれないように頑張ってついていきました。
資料もいただいたのでそれを元に、
備忘録的に教わった事実をまとめておきます。
どれくらい自然に妊娠できるか?
カップルが妊娠を望むと、
3ヶ月で約60%、半年で約70%、
1年で約80%、2年で約90%が妊娠すると言われているそうです。
結構高い数字に感じたんですが、これは35歳くらいまでの方のケース。
年齢別に見た子供を持ちにくいリスクは、
34歳くらいまでだと15.5%、
35~39歳だと29.6%、
40~44歳だと63.5%と
35歳を超えると自然妊娠しにくくなっていきます。
これらのことから、35歳くらいまでのカップルならば1年くらい自然妊娠を試した後、
35歳以上のカップルならばそれよりも短い時間で病院に行ってみた方が良さそうです。
いつ性交すると妊娠率が高いのか?
基礎体温をつけて排卵日を予測してその排卵日当日、
だと思ってましたが、本当は排卵日の2日前。
ということはタイミングは計れません。
ベストなのは週に2~3回チャレンジすると
精子は女性の体内で3~5日生きるので妊娠しやすくなるようです。
これって大事なことですよね。
妊活が始まるとそのタイミングを狙って性交渉をしようとするから、
男性は気が重くなる…なんて話はよく聞きます。
うつやEDになるケースもあるそうです。
そうならないようにコンスタントにしていくことが
メンタル的にも良いですね♪
タイムリミットは女性の体を守る大切な仕組み
卵子は自分が産まれるのと同時に年を取り始め老化していきます。
そしてその数は次第に減っていくので、
女性が妊娠できる能力は年齢とともにどんどん低下していきます。
これは、妊娠・出産・子育ては最も女性の体に負担がかかることなので、
体が負担だと感じるような年齢になる頃には
妊娠しなくて良いようになっているのだそうです。
そういうことから、年齢を重ねると妊娠しにくくなったり、
流産の率が高くなったりするようです。
これは女性の体を守るためと聞いて納得できるし、
改めて人間の体ってよくできてるなと感心しました。
まとめ
改めて資料を見直してみても難しいです(^^;
それと同時に女性の体の神秘さには尊敬を覚えます。
命を授かることって確率的には奇跡だし、だからこそ尊いものです。
今は不妊治療も発達しているけど、女性の体を守るという視点からも
やはり時間はとても大事だと再認識しました。
最後になりますが、
セミナーの冒頭で生物学的な視点から結婚相手の選び方のお話をして下さって、
婚活をしていると学歴・収入・地位などの条件で相手を選びがちだけど、
女性は本来、本能的に・直感的に自分の遺伝子とバランスの良い人を好きになるのかもしれないから、
条件で相手を選ぶと直感が鈍ってしまうかもしれない、とおっしゃってました。
理由を説明できないけど、なぜか気になる、なぜか惹かれる、
そういった直感に従ってみるのも良いかもしれませんね。
実際に成婚カップルに聞いても、なんか居心地が良かったとか、
気づいたら好きになってたとか、そういうカップルも少なくありません。
自分の直感を信じてみる、という選択肢も増やしてみると良いかもしれませんね♪
ではでは~(^▽^)/