IBJが調査した『婚活者が描く「理想の世帯年収」』について

婚活者が描く「理想の世帯年収」

IBJは婚活する男女1,539人(男性945人、女性594人)に対し、

「理想の世帯年収」の調査を行い発表しました。

参照サイト:婚活者に聞く「理想の世帯年収」は男女で300万円差。

 

理想の世帯年収というと結婚後にどんな暮らしをしたいかの指標になるものです。

実際の生活イメージをしその生活を送るのにどのくらいの世帯年収が必要で、

今そして今後の自分の年収と照らし合わせてどんなパートナーを見つけたら実現できるのか、

そこまでイメージができていると具体的に婚活もしやすくなるのではないでしょうか。

なかなか実際には難しいものですが、イメージしておくときっと役に立ちますよ。

 

さて、調査結果の内容については参照サイトをご確認いただくとして、

ここではその概要とエバーパートナーズとしての所感をお伝えします。

 

相手に求める「理想の年収」

お相手に求める年収として、男性は「~500万円(40.8%)」女性は「~700万円(39.0%)」が最多となりました。また、25~39歳に絞って比較すると、男性は「~500万円(47.0%)」「~300万円(30.9%)」女性は「~500万円(42.7%)」「~700万円(37.4%)」がボリュームゾーンとなりました。

※同サイトより引用

 

男性は「~300万円」が35.0%、「~500万円」が40.8%と、

合計すると7割以上の人が女性に仕事をして欲しいと考えているようで、

共働き希望の男性が多いことを裏付けていますね。

 

一方「気にしない」も19.5%存在していますが、

この中には「専業主婦でも良い」という人と、

「社会とのつながりは持っていて欲しいから

何か仕事はして欲しい」という人が含まれていると考えます。

そう考えると共働き思考はより高いのでしょうね。

 

女性は「~500万円」が38.8%、「~700万円」が39.0%と、

どちらもほぼ同数で合計すると約8割。

男性の条件として年収が重視されていることが表れています。

 

男女別「理想の世帯年収」

理想の世帯年収として、男性は「~700万円(26.0%)」「~1,000万円(20.5%)」女性は「~1,000万円(25.9%)」「~700万円(25.6%)」がボリュームゾーンとなり、女性の方が理想とする世帯年収が男性よりも高い結果に。

※同サイトより引用

 

この回答をするにあたっては、

先の相手に求める理想年収と自分の今の年収を足してイメージしていると思います。

結果としてもおおよそそのような分布になっています。

 

理想の世帯年収には男女で300万円の差が出ているようですがあくまで微差であり、

男性は自分がもっと稼げば良いという考えになりやすく、

女性は現実的なことが多く、実際に生活にどのくらい必要か、

というところで、男女のイメージの差も表れているように感じます。

 

気になる年代による男女のギャップ

今回はIBJが調査した『婚活者が描く「理想の世帯年収」』について

その概要と所感をお伝えしました。

 

最後にこの理想の世帯年収についてデータを見ていて気になったのは、

金額のギャップではなく働き方に対する男女のギャップです。

結果として男性は共働きを希望している、女性は仕事を続けていきたい、

という今のトレンドも反映してはいるのですが、

年代によってはそのトレンドが当てはまらないこともあります。

 

例えば40代後半の男性。

働く女性の地位向上や派遣などの働き方の多様化が出てきたのが1990年代後半~2000年の辺りです。

その頃社会に出た、今40代後半の人たちはちょうどその変化の狭間にいました。

そのためその年代の男性には「結婚したら家にいて欲しい」という考えのある人がいます。

一方でそのお相手となる女性たちは仕事を続けたい、という考えがあります。

この考え方のギャップが婚活のマッチングにおいても顕著に表れているような気がします。

 

特に少し年の離れた相手を希望するのであれば、

考え方の違いというギャップは少なからず発生します。

そのギャップを埋めるような婚活をする必要があるでしょうね。

一緒に考え、ミスマッチのない婚活をしていきましょう!

 

ではでは~(^▽^)/