相手の気になるところと惹かれるところ、どっちを見てる?

婚活相手の見方

お見合い後の感想や交際の状況を聞くと、

男性

すごくいい人でもっとお互いに知っていきたいです!

という答えもあれば、

女性

今のところ気になることは特にありません

と答える人もいます。

「気になるところがない」というのは相手を品定めして減点方式で見ているように聞こえます。
一方、今回は優しい一面を知ることができたとか、寒くないか気遣ってくれて嬉しかったとか、相手の良いところを加点方式で見る人もいます。
どちらが良いか…は一目瞭然ですよね。
加点方式の方が断然良いです。

とは言っても、それってどれだけ気持ちが盛り上がっているかによるんじゃないの?という意見もあるでしょうが、本質的には性格による部分の方が大きいと思います。

減点方式と加点方式

減点方式で見ていると、いわゆる粗探しをするようになってしまい、実際に良いところがあったとしてもそこをスルーしてしまい、粗の方に目が行ってしまいがちになります。
そして次の新しい出会いがあったとしても「この人もそうなんじゃないか?」と、本来ならその出会いを楽しむべきところをマイナスな感情からスタートしてしまいます。
こんな負のスパイラル、もったいないですよね。

性格的に後ろ向きだったり、傷つきたくないという気持ちから自分を守りたくなってつい減点方式になってしまうのかもしれません。
それは性格だから簡単には直せないものですが、相手を変えるよりは自分の考え方・捉え方を変える方がずっと簡単です。

相手の良いところを見つけようという気持ちでいることができたら、きっと会う度に新しい良いところを見つけることができるでしょう。
尊敬するくらいの部分が見つけられたら、自分もそうなりたいと思って自然と努力しようとするかもしれません。
良いところを見つけて相手を褒めてあげることができたら、相手は喜んでもっとあなたを好きになってくれるかもしれません。
良いところを探しているからきっとキラキラした目で相手を見ているだろうし、そういう人は傍から見ても魅力のある人に見えてきます。

性格の悪い人でも変われた話

ご本人にOKをいただいているので少し書きますが、以前、自分は性格が悪いから…という方がいました。
詳細は伏せますが、聞いたら本当に性格悪いと感じる内容でした。

その人は相手の嫌なところを見つけるのがとても上手で、前の人はこうだった、◯◯さんはここが嫌だったという感じでした。
ただの愚痴だったらいいんですけど、話聞いていたらそうではないことがわかったので良いところを見るようにしようと話をしました。

最初、「自分はそんなつもりはない」とちょっと不機嫌な様子でしたが、次の恋愛でやっぱり同じように嫌なところの報告を受けて、「じゃあ良いところは?」と聞くと黙ってしまいました。
でも実際のところデートの内容を聞いたら、お店を探して予約してくれたり、雨だったのでなるべく濡れないように気遣ってくれたりとすごく優しそうなお相手でした。

その良いところを具体的に指摘すると「そんなの当たり前じゃないですか?」って言われちゃいました
ね、性格悪いですよね…(笑)

全然当たり前じゃないんですよね、そのしてくれたことに感謝しなきゃ
感謝の気持ちがあるから好意も増えていくわけで、当たり前として見ていたら減点していくしかないですよね。

そんな話を切々とした思い出の会員さんです。

時間はかかりましたが、最終的には素敵なパートナーと結婚することができました。
「自分の性格だから完全には変われないけれど、気をつけようと思う癖がついた」って言っていたのが印象的でした。

変わろうとすることは誰にでもできる

すぐに変われなくても変わろうとすることはできるんですよね。
その変わろうとしていることが周りには光って見えることだってあります。

自分が減点方式をしちゃっていないか、振り返ってみてください。
もし粗探しをしちゃっているのなら、同じように良いところも見つけられるはずなので、そう変わろうって思いながら婚活して欲しいです。
そうすればきっと結果が変わるはずですよ!