IBJの「コロナ禍の婚活のメリット・デメリット」を考察

IBJの「コロナ禍の婚活のメリット・デメリット」を考察

「コロナ禍の婚活のメリット・デメリット」を読んでみて

IBJが登録会員1,347人へ「コロナ禍の婚活のメリット・デメリット」についてアンケートを実施し、その結果を公開しました。

今回はその内容について考察してみました。

抜粋しながらのご紹介になるので、気になる方は元の調査レポートをご覧下さい!

【調査レポート】1,347人に聞く「コロナ禍の婚活のメリットとデメリット」を公開

 

結婚への意欲の変化

婚活意欲が高くなった人は全体の23.9%。

婚活意欲が低くなった人の14.2%と比較して10%以上の開きがありました。

特に20代の内、33.6%は意識が高くなったと回答していて、婚活への意欲が高まっているようです。

結婚相談所は婚活の手段の中でも最後の砦のように言われることもあり、まずはアプリやパーティーから始める方がほとんどです。

その中で婚活への意欲が高まり「結婚相談所へ入会する」という手段が20代に大きく広まっているのは素晴らしいことです。

 

メリットとデメリット

コロナ禍で婚活をするメリットとデメリットがまとめられています。

メリットとしては、

「婚活に充てられる時間が増えた 27%」、「効率的に活動ができるようになった 26%」、「結婚への価値観変わった 24%」となりました。リモートワークにより移動時間や残業が削減され、さらにオンラインの活用が一般化したことで、活動の効率化をメリットと感じている方が増えているようです。

一方デメリットとしては、

約9割の方が「デートがしづらくなった」と感じており…

ということでした。

 

結婚相談所へ入会した理由

その理由について考察してみると、

  • 一人の時間が増えたこと
  • 飲み会など出会いのチャンスが減ったこと
  • 使える時間とお金ができたこと

の3つのことが言えそうです。

 

1.一人の時間が増えたこと

一人の時間が増えたことで不安や寂しさを感じることをはじめ、

このまま一人で良いのかと将来の生活を考えるきっかけになったり、

家族のある友人の生活との差を実感したりということが

結婚相談所に入って真剣に婚活をしようと考えるきっかけになったようです。

 

自宅で過ごす時間が増えるにつれ、話し相手がいる、一緒にご飯を食べることができる、そういう「生活」という生きるベースになる部分に目が向いたことはとても良いことだと感じました。

人は一人では生きられませんから、他の人の大切さを感じられる良いきっかけになったと思います。

 

2.飲み会など出会いのチャンスが減ったこと

20代の若い世代が結婚相談所への入会が増えたのはこの理由からでしょう。

20代の内はいわゆる「自然な出会い」と言われるような普段の生活の中での出会いがあったり、友人同士のつながりで紹介してもらえる機会も多いですが、コロナ禍ということでそのつながりの場を持ちにくくなってしまいました。

そこでアプリの利用者もきっと爆増していると推測しますが、より確実性の高い手段として結婚相談所が選ばれているのだろうと考えます。

 

3.使える時間とお金ができたこと

ステイホームにより移動時間が減って自由に使える時間が増えたり、

お金を使う場が減ってしまったことで余裕が出てきたりと、

その時間とお金を婚活に充てやすくなったのでしょう。

2の出会いの場が減ってしまったということとも直接的に関係があります。

そちらに充てていた時間とお金を使わないので婚活の費用が捻出できる、という考えもできますよね。

 

諦めるのはもったいない!

デメリットとして挙げられていた「デートがしづらくなった」という意見は…私たちも頭を悩ませていることでもあります。

オンラインデートの提案やコロナ禍でもデートしやすいデートプランを提案はしますが、以前と同じようなデートはなかなか難しい状況です。

そのため上手く距離が縮められずに進展しないようなことも起きているように感じます。

 

だからと言って婚活を諦めてしまうのはもったいないです。

人と会えない、ということは婚活への意欲を削いだり、諦めムードになってしまうこともあるかもしれません。

でもその間も時間は進んでいます。

婚活への意欲は全体的には高まっています。

この状況下で家族を持ちたいという気持ちが高まりその中で出会えたご縁だから、きっといつの日か「コロナでなかなかデートもしづらく大変だったよ~」って家族で笑い話できる日が来ますよ。

そんなカップルが一組でも増えるように頑張ります。

 

今できることを頑張りましょう!

ではでは~(^▽^)/