IBJが独占禁止法で立ち入り検査された件の会員への影響

IBJに独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査

Yahoo!ニュースを始め、テレビのニュースでも取り上げられています。

結婚相談所ネットワーク運営のIBJに独禁法違反の疑いで立ち入り検査 公取委

  • IBJの加盟店で婚活をしていて大丈夫?
  • IBJじゃない結婚相談所の方がいいんじゃないか?

と今現在、会員として活動をしている人にとって不安になる出来事だったと思います。

 

結論としては、これまで一部の会員にとっては影響があったはずです。

そして逆に全く影響のない会員もたくさんいました

これはどの結婚相談所の会員か、ということで差が出ていました。

今回の立ち入り検査、会員にとってはどんな影響があったのか解説します。

 

IBJの独占禁止法違反ってどういうこと?

今回調査されているのはそもそもどんな理由からかというと、

IBJが、加盟している結婚相談所に対して、

他の結婚相談所連盟を利用しないように、

そして利用するならば直営店とのお見合いを成立させない、

といった要望をしたからです。

 

複雑かもしれないので簡単に説明すると、

私たち結婚相談所は自社で会員を募集します。

ただ自社だけで営業していては自社会員のみの出会いの提供となるので、

例えば男女10人ずつ会員がいたとしたら、それぞれの紹介が済んだら打ち止めになってしまいます。

そのため、「連盟」という結婚相談所が集い会員をデータベース化して共有する仕組みが生まれました。

このことで私たちは自社の会員だけでなく、他社の会員も紹介することができるようになります。

 

連盟は世の中にいくつかあり、その最大手がIBJです。

会員数は80,000人を超えていますが、

年齢や地域によってはその中では難しい場合もあります。

そのため結婚相談所はIBJだけでなく他の連盟にも加盟して、

トータルの会員数を増やし会員の出会いを増やしているのです。

 

今回はその結婚相談所の行動を制限した、ということが問題になっています。

他の連盟に加盟している結婚相談所に対して、

他の連盟を抜けるように指示し、

抜けずに続ける場合は一部のデータベースを利用させない、

という制限を設けた、ということが今回の概要です。

 

影響があった結婚相談所は?

IBJに加盟している結婚相談所は大きく3つに分けることができます。

そのうちの2つに今回の影響が出ています。

 

①IBJの直営店・グループの結婚相談所

②他の連盟にも加盟している結婚相談所

③IBJのみに加盟している結婚相談所

 

①はIBJの直営店舗、グループ店舗です。

具体的にはIBJラウンジメンバーズ、そしてグループ入りしたサンマリエ、ツヴァイのことを指します。

私たちエバーパートナーズは③に該当します。

 

今回の影響を受けたのは①と②の結婚相談所です。

②の結婚相談所に対して、①とのお見合いを制限するということが問題になりました。

 

実際そうなると会員にも影響が出ることになり、

①の会員は②の会員とはお見合いができない、

つまり80,000人以上の会員がいてもその全員とチャンスがあるわけではない、ということです。

また同じように②の会員は①の会員とはお見合いができません。

一方、③の会員は全ての会員とのチャンスがあるのです。

 

なので一見、IBJのみに加盟している結婚相談所は出会えるトータルの人数で不利なように思えますが、

実際のところ全ての会員と出会いのチャンスがあるのはIBJのみに加盟している結婚相談所だけです。

 

会員ファーストに変わりはありません。

ということで、ちょっと自分たちを擁護するような内容にもなってしまいましたが、

今回の件が収束するにはまだまだ時間が掛かると思います。

 

今回のニュースを見て不安になってしまった方もいるかもしれないし、

これから活動始めようと思っていた方も心配になってしまったことでしょう。

ご心配させてしまって申し訳ありません。

 

でも私たち結婚相談所は目の前の会員の幸せを願って最善の手を尽くしています。

会員には安心・安全な婚活をして欲しいと願っています。

だから今回の記事を書かせていただきましたし、

本当に安心して婚活をして欲しいです。

 

今は影響の出てしまっている会員も一部いるとは思いますが、

無事に収束して健全な結婚相談所連盟となり、

結婚相談所で婚活をして良かった、

そのおかげで幸せになれた、

そう多くの会員さんたちが思ってくれることを切に願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではでは~(^▽^)/