恋愛のコミュニケーションにおいてとても重要な要素である「会話」ですが、
会話が上手くいかない人には、次の2パターンがあります。
1つはいわゆる口下手さん。
話題を見つけたり、会話になってもすぐに途切れてしまい、
沈黙が怖くてまた他の話題を探すのに苦労して、
せっかく見つけてもまた続かなくて、というような人です。
もう1つは自分は話が得意と思っているが、実は独りよがりさん。
会話をしていると相手が疲れてしまい、話すのが面倒と思わせてしまう人です。
今日はこちらのパターンの場合について考えてみたいと思います。
論理的な会話と感情的な会話の違い
よく男性と女性の違いで、男性は論理的、女性は感情的と言われますよね。
そういう本もたくさん出ていますし、実際にそうだろうなと思うことは身近にたくさんあると思います。
これを会話に当てはめてみると、
論理的な会話というのは、結論や解決策を求めていることが多く、
プレゼンテーションやディスカッションなどビジネス上では基本となる会話です。
会話という点で言い換えると、議論とも言えますね。
一方、感情的な会話というのは、自分の気持ちを聞いてもらいたいということが多く、
解決策というよりも共感を求めている会話で、プライベートではメインになる会話です。
女性の話を男性が聞いていると、
「で、結論は何なの?」とか、
「先に結論から話して。」と言ってしまったり、
「それはこうした方が良いよ」と男性が答えてしまうと、
「この人は話を聞いてくれない、わかってくれない」
と女性に怒られてしまう、
なんて男女間の会話のトラブルもよく聞きますよね(^^;
これは論理的な会話と感情的な会話の違いが原因です。
恋愛では感情的な会話だけでいい。
論理的な話し方をしている人は、自分の会話が上手いと誤解しがちなんです。
話を論理的に組み立てられるので、
プレゼンテーションのように自分の話を延々と話し続けてしまうのですが、
自分の話ばかりだな~と聞いている相手は疲れてしまいます。
話を聞いている時でも、論理的な矛盾を感じてしまうと論破してみたくなり、
相手からすれば何か話をすると受け止めてくれなかったり、頭ごなしに意見を言われてしまい、
もうこの人とは話したくないな、と思ってしまいますよね。
恋愛やプライベートでは感情的な会話がメインです。
相手目線で考えれば、自分の話を論破されるよりも、
聞いてもらって、受け止めてもらった方が嬉しい、ってことは、
論理的に考えてみればわかるはずですよね(^^)
聞き上手は会話上手。
自分の話をプレゼンするよりも、しっかりと聞いて相手の気持ちを受け止めましょうね。
ではでは~。